製品情報

アンカー「ヌッキー」引抜工法

コンクリートに埋込まれたアンカーを「ヌッキー」引抜工具で
簡単に抜取る工法


仮止めで埋込まれたアンカーをそのまま放置 すると、サビで構造物の外壁を汚したり、しい ては躯体のコンクリートにひび割れを発生さ せる原因になります。これまでの、こうした難 問を一挙に解決した独特の工法です。
特徴
  • ロッド推進力の反作用を利用して、アンカー本体とコーンを切離していく工法で、力をかけないで簡単にアンカーを引抜くことができる。
  • アンカー本体のネジが打設の際、変形していても、力をかけることなく引抜ける。
  • アンカーを抜取るとき、ハツってコンクリートを破損する心配がない。
用途
  • ダイヤコアドリル、ウォールソー、ワイヤソーなど、機械止めアンカーの抜取り。※ダイヤコア(W3/8.W1/2)※ウオルソー、ワイヤソー(M12.M16)
  • 仮設用足場アンカーの抜取り。(W1/2.M12.M16.M20.M22)
  • その他、不必要となったアンカーの抜取り。
コンクリートの劣化防止のための「ヌッキー」引抜き工法について

仮設工事等に使用し、その後不要になったアンカーをコンクリート躯体中にそのままに放置しておくと、アンカーとコンクリートとの境界部分あるいは雄ネジの場合にはアンカーそのものから雨水が浸入し、アンカーを腐蝕膨張させて、躯体コンクリートにひび割れを発生させます。
また、同様の理屈から、躯体コンクリートの中性化による劣化を同時に促進し、躯体コンクリート中の鉄筋を腐蝕膨張させます。
さらに、躯体コンクリートからのアンカーの突出部分を切断しても、アンカー切断面にはメッキが施されていないので、上記の現象は促進されます。
これらの悪循環によって、アンカーを施工した部分のコンクリートの劣化は一層激しくなり、美感が著しく悪化するなど、コンクリート母材の耐久性に著しい悪影響を与えます。
これらを防止するには、不要になったアンカーを撤去し、その箇所の跡(孔)にはモルタルまたはセメントミルクを注入するなどして、できるだけアンカー施工前の状態に戻してやることが最も良い方法です。
本工法は、不要になったアンカーを簡単に撤去することを可能とした工法で、アンカーを撤去した跡(孔)は上記の入材などを用いて充填すれば、躯体コンクリートの耐久性(コンクリートの中性化・鉄筋の腐蝕)をアンカー施工前の状態にまで高めることができます。
(株)新潟建築確認検査機構
代表取締役会長 川瀬清孝(前・新潟大学教授 工博)
社団法人 日本建設あと施工アンカー協会審議委員

  • 1.躯体に埋込まれたカットアンカー(本体打込み式)のめねじに、「スリーブ本体」をねじ込みます。
  • 2.その上から、スリーブに挿入する「ロッド」を、アンカー底部のコーンに到達するまで回転させます。次にロッド上部の六角頭をスパナ掛けすることによって、ロッド推進力の反作用でコーンを押さえつけ、カットアンカー本体とコーンを切離します。
  • 3.カットアンカー本体は、引抜きハンドルを両手で左右に揺さ ぶりながら躯体から引上げます。
  • 4.躯体の穴に残されたコーン は「専用抜取りホルダー」ではさみ取り、あとはブラシで穴中を清掃、モルタル、エポキシ樹脂 などを埋込み補修して完了です。
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アンカー「ヌッキー」引抜工法

コンクリートに埋込まれた アンカーを「ヌッキー」 引抜工具で 簡単に抜取る工法

ヌッキー

仮止めで埋込まれたアンカーをそのまま放置 すると、サビで構造物の外壁を汚したり、しい ては躯体のコンクリートにひび割れを発生さ せる原因になります。これまでの、こうした難 問を一挙に解決した独特の工法です。

本体打込み式

カットアンカーを簡単に引抜きます。

特徴

  •  高さの上限は下から75cmのところにある目印線を越すと危険ですので使用しないでください。
  •  自在パットは45°以上傾けないでください。
  •  穿孔作業には防塵メガネ、防塵マスク、ヘルメット、安全靴など保護具は必ず着用してください。

用途

  •  ダイヤコアドリル、ウォールソー、ワイヤソーなど、機械止めアンカーの抜取り。※ダイヤコア(W3/8.W1/2)※ウオルソー、ワイヤソー(M12.M16)
  •  仮設用足場アンカーの抜取り。(W1/2.M12.M16.M20.M22)
  •  その他、不必要となったアンカーの抜取り。

コンクリートの劣化防止のための
「ヌッキー」引抜き工法について

仮設工事等に使用し、その後不要になったアンカーをコンクリート躯体中にそのままに放置しておくと、アンカーとコンクリートとの境界部分あるいは雄ネジの場合にはアンカーそのものから雨水が浸入し、アンカーを腐蝕膨張させて、躯体コンクリートにひび割れを発生させます。
また、同様の理屈から、躯体コンクリートの中性化による劣化を同時に促進し、躯体コンクリート中の鉄筋を腐蝕膨張させます。
さらに、躯体コンクリートからのアンカーの突出部分を切断しても、アンカー切断面にはメッキが施されていないので、上記の現象は促進されます。 これらの悪循環によって、アンカーを施工した部分のコンクリートの劣化は一層激しくなり、美感が著しく悪化するなど、コンクリート母材の耐久性に著しい悪影響を与えます。
これらを防止するには、不要になったアンカーを撤去し、その箇所の跡(孔)にはモルタルまたはセメントミルクを注入するなどして、できるだけアンカー施工前の状態に戻してやることが最も良い方法です。
本工法は、不要になったアンカーを簡単に撤去することを可能とした工法で、アンカーを撤去した跡(孔)は上記の入材などを用いて充填すれば、躯体コンクリートの耐久性(コンクリートの中性化・鉄筋の腐蝕)をアンカー施工前の状態にまで高めることができます。

(株)新潟建築確認検査機構
代表取締役会長 川瀬清孝
(前・新潟大学教授 工博)
社団法人 日本建設あと施工アンカー協会審議委員

施工手順

  1. 躯体に埋込まれたカットアンカー(本体打込み式)のめねじに、「スリーブ本体」をねじ込みます。
  2. その上から、スリーブに挿入する「ロッド」を、アンカー底部のコーンに到達するまで回転させます。次にロッド上部の六角頭をスパナ掛けすることによって、ロッド推進力の反作用でコーンを押さえつけ、カットアンカー本体とコーンを切離します。
  3. カットアンカー本体は、引抜きハンドルを両手で左右に揺さ ぶりながら躯体から引上げます。
  4. 躯体の穴に残されたコーン は「専用抜取りホルダー」ではさみ取り、あとはブラシで穴中を清掃、モルタル、エポキシ樹脂 などを埋込み補修して完了です。

取扱商品

  • ドリルビット・コア
  • 金属系アンカー
  • 接着系アンカー
  • ダイヤドリル
  • 電動工具

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